2018年6月22日(金)
区間:へんろわかれから戸川公園
梅雨の晴れ間はとても貴重で、有効に活用したいものです。
そこで今日は遍路道の点検ウォークに出かけました。
今回は中之庄のへんろわかれからスタートです。
前回はへんろわかれからそのまま讃岐街道を歩き、三島中央経由で戸川公園へ至る遍路道を散策しました。
このルートはレアな遍路道です。
今回はへんろわかれから戸川公園に至る遍路道、いわゆる昔から数多くのお遍路さんが歩いてきたルートです。
道端に数多くの標石や地蔵尊などが建ち、遍路道の風情を感じさせてくれます。
この区間で気になる場所は、やはり桃山新墓園の南を通る道です。
今年の2月に草刈をして除草剤を散布しましたが、現在の状況は?
雑草だけでなく、紫陽花が生い茂っておりました。
--紫陽花だったの・・・
紫陽花と知ると、なんだか刈り難い感じですね。
さて、戸川公園に到着しましたが、へんろわかれからここまでの間にお遍路さんには会いませんでした。
--この後、お遍路さんが来るかもしれない・・・
と思い、ひと息入れているところへ姿を現したのは、遍路道のゴミ拾いなどで協力してくださっている村上さんでした。
事前に申し合わせていたわけではありませんので、予期せぬ登場に驚きです。
話を伺うと、7月に行われる催し事の打ち合わせだとか。
その催し事で参加者が訪れる場所の中に戸川公園があると聞いて、いったい何が行われるのか、興味を抱きました。
ほどなく講師のAさんが到着されて、すこし遅れて東予地方局の担当者が到着されました。
村上さんから私も紹介していただき、オブザーバー的に打ち合わせに参加させていただきました。
催し事の内容は控えさせていただきますが、いい刺激になりました。
--遍路道点検ウォークで、まさかこんなお導きがあるとは・・・
更に、この流れから紙草履職人の福田さん宅の訪問へと繋がり、作業場と紙草履や他の紙製品などを見せていただきました。
福田さんとは戸川公園でよく話をさせていただいておりますが、ご自宅を訪れるのは初めてです。
福田さんの実演も見れて、感激でございました。
皆さんと別れた後は、さらに遍路道を歩き、横尾から平木に入ってから山神社登山口へ向かいました。
山神社の鳥居に向かって右が新道、左が旧道です。
水路と川に沿って旧道を歩いてみましたが、舗装された道から雑草に覆われた道に変った場所で終了しました。
旧道の散策は冬場にやってみます。
今日は遍路道の点検ウォークを通じて不思議なお導きがあり、梅雨の晴れ間を有意義に過ごすことができました。
梅雨の晴れ間はほんとうに貴重ですね。