2018年11月13日(火)
場所:椿堂から原中に至る旧道
今日は遍路道の散策点検ウォークを行いました。
椿堂の下、駐車場の角に建つ標石から国道192号線を150mほど下った場所に標石が建っていて、三角寺を指す方を見ると、何やら遍路道らしき坂道があります。以前から気になっていた道でしたので、実際に歩いてみることにしました。
コンクリートで固められた急な坂道は、地元の方が枝を切ったり苔をおがしたりなど保全作業をしているようで、歩行に支障はありませんでした。
この道は、現在の椿堂平山線が整備されるまでは、椿堂と原中を結ぶ主要な道だったようで、現在も市道椿堂原中線として認定されていて、以前はお遍路さんが歩いていたようです。
この遍路道の詳細は、改めて『遍路道検証』にて掲載いたします。
椿堂まで戻る途中、国道192号線の道沿いで女性のお遍路さんが何やら戸惑っているご様子でしたので、お声がけしました。
外国人のお遍路さんで、今自身がいる場所が今一つ分からないとのことでしたので、現在位置と雲辺寺への道をお伝えし、ノド飴をお接待させていただきました。お遍路さんの道中の安全を祈りお見送りいたしました。