2018年7月21日(土)
場所:戸川公園と遍路道
昨日に続いて今日もお接待に出かけました。
今朝の空は澄んだブルーで、陽射しが一段と強く感じられ、戸川公園に着いた時は汗でびっしょり、その汗がなかなか引いてくれないほどの暑さになりました。
そんな今日は、いつものお接待とは違い、遍路道の草刈も行いました。
まずはお接待の準備を整えて、草刈作業に向けて水分をしっかり補給しました。
しばらくして、昨日もお接待に駆けつけてくれた久保さんが到着されました。
そして、へんろみち保存協力会の皆さんが到着され、総勢10名(カメラマンを含む)で作業現場へと向かいました。
今回は、桃山新墓園に建つ真念標石から桃山新墓園を通り抜けて高台を進み、中務茂兵衛標石を通過して戸川公園に至る遍路道の荒れた場所で、作業を行いました。
草刈機はもちろんのこと、草刈鎌、枝切り鋏、チェーンソーなど、それぞれ道具を手に作業を開始しました。
私は久保さんのチェーンソーをお借りしました。
チェーンソーを使うのはこれが初めてでしたので、久保さんが扱い方を丁寧に教えてくれました。
軽量タイプのチェーンソーですが、パワーは抜群でした。
炎天下での作業はさすがに厳しいものでしたが、遍路道を覆っていた雑草や枝葉が取り除かれて、難なく歩ける状態になりました。
これもへんろみち保存協会の皆さんと応援に駆けつけてくれた久保さんのお陰と心から感謝いたしております。
ありがとうございました。
一方、お接待ですが、作業を行っている間、松山自動車沿いの遍路道を意識して見ていましたが、お遍路さんの姿は確認できませんでした。
作業を終えて休憩所に戻りましたが、誰かが休憩所を訪れた形跡は無く、定かではありませんが、今日もお遍路さんは誰もお越しにならなかったようです。
休憩所で昼食を取ってから戸川公園を出発されるへんろみち保存協力会の皆さんをお見送りした後、しばらくして、愛媛県東予地方局主幹の講座を受講する高校生たちと講師、関係者のご一行が戸川公園にお越しになりました。
今回の講座では、遍路道のゴミ拾いやお接待に協力してくださっている村上さんが講師を務めています。
この機会に、高校生たちに四国遍路のお接待に触れていただきました。
四国遍路とお接待という四国特有の文化が未来に受け継がれてゆけば幸いに思います。
ご一行をお見送りして、今日のお接待は終了となりましたが、久保さんが終了まで戸川公園に留まってくれました。
昨日と今日、二日間に渡りご協力くださった久保さんに感謝です。
ありがとうございました。